近年のサウナブームで多くの人が訪れるスーパー銭湯。
しかし、その中には迷惑行為を繰り返す客も存在します。
某スーパー銭湯で店長を務める山下幸太さん(仮名・30代)が遭遇した、とんでもない迷惑客の実態を聞いてみました。
山下さんの勤めるスーパー銭湯がオープンしたのは3年前のこと。
初日から、50代くらいの男性が「風呂の温度がぬるい」とアルバイトに文句を言い始めました。
初めてのことでアルバイトも「見直します」と謝罪しましたが、それが原因で男性は毎日のように訪れてはクレームを繰り返しました。
クレームがエスカレートし迷惑行為も
その男性のクレームは日に日にエスカレート。
「水風呂の位置が悪い」、「レストランのメニューが少ない」など、多岐にわたる内容で、特に小柄な女性アルバイトに対して執拗にクレームをつけていたことが判明しました。
これを受け、山下さんは女性従業員にその男性の顔を覚えさせ、クレームが入った際は店長を呼ぶよう指示しました。
監視体制と迷惑行為の発覚
従業員が男性を監視すると、大きないびきをかいて寝る、若い女性客に話しかけてサウナについての講釈をする、セクハラ発言をするなど、様々な迷惑行為が明らかに。
これらの行為が他の客に不快感を与えるため、最終的に出入り禁止の処分が下されました。
県内のサウナ全てで出禁に
出入り禁止を言い渡した際、男性は意外と素直に応じました。その後、他のサウナ施設とも情報交換を行った結果、男性は新規オープン店を狙ってクレームをつける常習犯であることが判明。
女性従業員を狙う悪質な行為が繰り返されていたため、県内のサウナ施設全てで出禁となりました。
まとめ
サウナで身も心も整えるためには、最低限のマナーとモラルが必要です。
常識的な行動ができない迷惑客には、サウナを利用する資格はないと言えるでしょう。
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