パリ五輪2024誤審問題やその他の問題を徹底解説!柔道、サッカー、ボクシング、バスケの真相とは?

スポーツ

2024年パリオリンピックが開催される中、スポーツの舞台裏で思わぬ問題が浮上しています。

柔道、バスケットボール、サッカーなど、日本代表選手たちが活躍する一方で、誤審疑惑が連続して発生し、各競技で物議を醸しています。

観客の歓声とともにSNS上では「誤審ピック」とまで呼ばれる現象が巻き起こり、世界中で議論を呼んでいるのです。

パリ五輪2024での誤審4選

1. 村尾三四郎の柔道銀メダル誤審疑惑

パリ五輪柔道男子90キロ級決勝戦で、村尾三四郎選手がラシャ・ベカウリ選手に敗れ銀メダルを獲得しましたが、この試合も誤審であると話題されています。

パリ五輪 男子90キロ級決勝 ラシャ・ベカウリに敗れ、厳しい表情を見せる村尾三四郎(撮影・PNP)

この試合では、村尾選手の投げ技が得点とされず、ベカウリ選手の技はビデオ判定により認められるという結果に、多くの疑惑の声が上がっています。

  • 判定の問題点: 村尾選手の技が技ありと認められなかったことに加え、審判団がビデオ判定を行わなかった点が問題視されています。
  • SNSの反応: 「AI判定にすべきでは?」といった声が上がり、審判の技量に対する不満が噴出しています。
  • 専門家の意見: 柔道経験者の長嶋一茂さんも「誤審」との見解を示し、AIによる判定導入を提案しました。

2. バスケットボール日本代表の惜敗

パリ五輪バスケットボール男子で、日本代表はフランスと歴史的な接戦を繰り広げましたが、惜しくも敗れました。

この試合でも、誤審が多いとのSNSでの意見もあり、特に残り16秒での河村勇輝選手のプレーがファウルと判定されたことが物議を醸しています。

河村がファウルを取られたプレーが反響を呼んでいる(C)Getty Images

この試合は残り16秒時点で日本は、フランスに対して4点リードを奪い勝利は目前でした。

しかし残り10秒、フランスに執念の3ポイントシュートを決められましたが、その際に守備に入った河村勇輝に対し、ファウルが判定されました。

このプレーによってフランス代表にフリースローを決められ延長線に突入することとなりました。

  • 試合の経緯: 第4クオーター終盤、河村選手のプレーがファウルとされ、フランスが得点を獲得し、試合は延長戦へ。
  • 選手のコメント: 富樫勇樹選手や渡邊雄太選手は「悔しい」とし、河村選手は「コントロール不足」と振り返りました。
  • SNSの反応: 「触れていないのにファウル?」といった批判が相次ぎ、アメリカのスポーツ誌も「審判の助けがあった」と報じました。

3. 永山竜樹選手の柔道誤審

パリ五輪柔道男子60キロ級で、永山竜樹選手がフランシスコ・ガリゴス選手に敗れ、誤審が疑われました。

試合中の「待て」コールが聞こえず、絞め技が続行されたことが問題となりました。

  • 問題の場面: 試合中審判によって、「待て」がかかったにもかかわらず、スペインの選手が絞め技を辞めず、永山選手は失神。主審のエリザベス・ゴンザレス氏の判定が疑問視されています。
  • 選手のコメント:お互い必死に戦った結果なので、ガリゴリ選手への誹謗中傷などは控えていただきたい。審判の方も判断の難しい状況だったと語っています。
  • 和解の様子: 試合後、ガリゴス選手から謝罪を受けた永山選手は、和解をSNSで報告しました。

4. サッカー日本代表細谷選手ゴールへのVAR判定

サッカー男子準々決勝で日本はスペインと対戦しましたが、VAR判定により得点が取り消され、0-3で敗れました。

このVARの判定が大誤審とSNSで炎上しています。

前半40分、細谷選手が相手ディフェンダーを背中で背負ながらターンし、右足シュートでネットを揺らした。

細谷選手は相手を背負っている状態にも関わらずオフサイドという判定でノーゴールとなりました。


この判定には本田圭介も

「マジでこれオフサイドになるん?もうサッカーのルールがよく分からん」

と発言した。

  • 判定の詳細: VAR介入で細谷真大選手のゴールが取り消され、オフサイドの判定が物議を醸しました。
  • 選手のコメント:(オフサイドの感覚は)もちろんなかった。試合中も電光掲示板を見たら“ないだろ”っていうのは自分の中で確認できたけど、やっぱり数センチというところだと思うので。初めてこういうVARがあって悔しい。「マジかよっていうのはあったけど、ゲームは終わっていなかったので切り替えることはできた」と回答した。
  • SNSの反応: 「つま先1ミリのオフサイド?」といった疑問が続出し、VAR判定に対する不信感が高まりました。

おまけ: パリ五輪で起こったその他の問題

1. セーヌ川の水質問題

パリ五輪のトライアスロンでは、セーヌ川の水質が問題視され、選手たちが嘔吐するなどの事態が発生しました。

  • 水質の状況: 大会前から水質が問題視されており、選手からは「セーヌ川は汚い」との声が上がっています。

2. ボクシングでの性別疑惑

パリ五輪ボクシング女子66キロ級で、性分化疾患を持つ選手が誤ってトランスジェンダーとされる騒動が起こりました。

  • 誤解の背景: イマネ・ヘリフ選手はXY染色体を持つが、生まれつき女性であることが判明し、SNS上での誤情報が拡散しました。

3. 柔道での対戦後のトラブル

柔道男子100キロ超級で、テディ・リネール選手とグラム・トゥシシビリ選手の対戦後、挑発行為が問題となりました。

  • 試合後の状況: リネール選手の挑発に対し、トゥシシビリ選手が反則行為を行い、試合はトゥシシビリ選手の反則負けとなりました。

まとめ

パリ五輪2024は、スポーツの素晴らしさと同時に、審判判定をめぐる問題が多くの注目を集めました。

柔道、バスケットボール、サッカーといった競技で誤審疑惑が浮上し、多くの選手やファンがその判定に疑問を呈しました。

これらの誤審は、スポーツの公正性や信頼性を問う議論を引き起こし、今後のオリンピック運営における改善の必要性を強く感じさせるものとなりました。

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